活動概要

動物介在活動とは

医療や福祉、教育の現場で動物とのふれあいや相互作用から生まれる様々な効果が活用されています。一般にアニマルセラピーと呼ばれるこれらの活動は、目的や対象者により、おおまかに以下の3つに分けられます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
❶AAA(Animal Assisted Activity アニマル アシステッド アクテビティ )動物介在活動
動物とふれあうことによる心身の安定、レクリエーション・QOL(クオリティオブライフ・生活の質)の向上等を主な目的とした活動。一般的にアニマルセラピーとよばれる活動の多くはこのタイプです。

❷AAT(Animal Assisted Therapy アニマル アシステッド セラピー)動物介在療法
人間の医療の現場で、専門的な治療行為として行われる動物を介在させた補助療法。医師、OT、PTなどの主導で1人~小人数を対象に実施します。精神的身体的機能、社会的機能の向上など、治療を受ける人にあわせた治療目的を設定し、適切な動物とボランティア(ハンドラー)を選択、治療後は治療効果の評価を行います。

❸AAE(Animal Assisted Education アニマル アシステッド エディケーション)動物介在教育
小学校、幼稚園、保育園等に動物と共に訪問し、情操教育や動物愛護の精神を促したり、正しい動物との接し方や命の大切さを子供たちに学んでもらうための活動。総合学習などのプログラムとして授業に取り入れるところも少しづつ増えています。これらの活動には直接の体験、知識とそれらの活動を介在し2次的目標到達の側面があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー